テニスとは競技人口(世界)1億人以上といわれているメジャースポーツです。
日本でも野球やバスケットボールと並んで古くから人気競技の一つとして定着し、大人から10代の少年・少女がテニスに親しんできました。
その中で、中学生・高校生くらいの少年・少女の中には、国民的テニス漫画に魅了されてテニスの世界に入った人も多いと言われています。
まず、女子テニス部の部員数アップに大きく貢献してきたと言われるのが1970年代の「エースをねらえ!」です。
この作品は集英社の週刊マーガレットで1970年代前半に連載がスタートすると瞬く間に人気が出て連載開始から1年足らずでテレビアニメ化が決定しました。アニメ版は少女だけでなく幅広い世代から支持されて国民的人気を獲得し、1978年に連載スタートした第2部も大ヒットしたという歴史を持ちます。
「エースをねらえ!」は少女漫画系作品になりますが、少年誌系でテニス漫画の代名詞となっているのが「テニスの王子様」です。
この作品は日本一発行部数が多い雑誌である「週刊少年ジャンプ」にて1999年に連載がスタートし、男子テニス部の部員アップに大きく貢献してきました。
なお、こちらも「エースをねらえ!」同様に様々な形で映像化され、今では幅広い世代に愛されています。
テニスに関するテレビゲームソフトも、この競技の人気アップに大きく貢献してきました。1990年代前半に一世を風靡したスーパーファミコンでいうとナムコの「スーパーファミリーテニス」などの人気ソフトがあります。
PlayStation系だと2000年代に誰でも簡単に操作できる上に迫力満点の「みんなのテニス」が大ヒットしました。
2010年代に入るとスマートフォンでプレイできるテニスゲームも続々登場してきましたが、こちらにおいても「テニスの王子様」関連ゲームが人気です。