テニスのランキングはどのような仕組みか

日本人選手の活躍が目立っているテニスですが、どのような仕組みで世界ランキングは決まっているのでしょうか。単にどんな大会に出ても同じように上位に上がれるというわけではありません。たくさん大会がありますが、大会によってもポイントが違います。

4大大会であるグランドスラムならばポイントが高く設定されています。そして、順位が高い方がたくさんポイントが付くようになっているのです。グランドスラム以外の大会もあり、マスターズやATP500、ATP250に別れており、大会によって獲得できるポイントが違います。グランドスラムと同じようにそれらも同じように順位でポイントが変わります。

テニスのランキングは、過去52週間に行われた大会のポイントの数によって決まるので、けがなどで欠場すると大きく順位が入れ替わることも珍しくはありません。強い選手のはずなのに、上位に入っていない場合はあまり大会に出場していなかったり、けがなどによって最近の試合で良い成績が出せていなかったりすることが多いです。

少しでも調子を落としてしまうと一気に下位まで下がることもある厳しい世界です。そんな中で上位に入ることはとてもすごいことと言えます。テニスは1年の最後にランキング上位者だけが出場できる大会もあります。ここに出るためには大きな大会を制することも大事ですが1年間安定した成績でないといけません。だから、世界中の人が注目するのでしょう。